犬用ワクチンについて
当院では今まで使用していた犬用ワクチンを”8種から7種”へ、”6種から5種”へ変更しました

- 犬コロナウイルスワクチンは、世界小動物獣医師会(WSAVA)のワクチンガイドラインにおいて 非推奨ワクチン(接種すべきでない)とされています。
- 犬コロナウイルス感染症は、通常は無症状か、臨床症状が発現しても軽く自然に治り、病原性は強くありません。また成犬はコロナウイルスに対して強い抵抗性があり、発症しません。
- 犬コロナウイルスワクチンと レプトスピラワクチンを同時接種すると、アレルギー反応が起きやすいことが報告されています。
- 犬コロナウイルスワクチンは、同時接種した犬パルボウイルスワクチンの効果を減弱させる可能性があることが示唆されています。
当院ではコロナウイルス入りワクチンの接種をやめました
- また当院では、レプトスピラ感染症のうち、感染すると重症度が高い 2つの種類のレプトスピラを優先的に接種することにしました。
- レプトスピラには多くの種類がありますが、一度に接種する種類が少ない方が体への負担が少なく、ワクチン接種後の副反応も少なくなります。
- さらに、当院で使用している犬用ワクチンは、副反応の元にもなる添加物=アジュバントを含みません。
当院では、本当に必要なワクチンだけにしぼり、なおかつ感染症予防の効果が高く、ペットに優しいワクチンに変更しました。